サイコロ追跡中。

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2006年

08月09日

(水曜日)

三流。

TRPG雑感が中心だよと書いたのに、最初の記事が日記というのはどうかと思いますが、ま、更新するほうが大事かと思いまして。どうせ1日の三分の一はRPGのことを考えながら生きているので、そのうちTRPGのほうが多くなります。多分。


日曜日に、映画「ゲド戦記」を見てきました。で、ダメでした。カット割りも、テンポも、伏線も、画像も、演出も、音楽も、全部。
誤解しないで欲しいのですが、僕はジブリ結構好きです。今回も色んな所でダメ出しをされているこの作品を擁護しようと必死で見ていました。
でも、ダメなのです。主題歌「テルーの唄」以外褒めるところがないのです。どの辺が、どんな風にダメなのかは、他のブログに譲りましょう。


宮崎吾郎監督を、当然僕はメディアの上でしか知りません。でも、彼のブログを読む限り、とても好感の持てる人物だと思いました。今でもその思いは変わりません。


彼と彼の作品を見て、長嶋一茂さんを思い出すのは僕だけではないでしょう。彼がライターにまとめてもらった自伝、「三流」は感動的でした。彼は自分が父のようなヒーローになれないことを認め、そんな自分を許しました。そして、自ら三流を名乗ったのです。(実際には彼は少なくとも1.5流以上の選手だったのですが。)


僕は、自分が劣等感の塊なので(そのくせ、外向きには虚勢を張るんですが)劣等感には敏感です。この作品から伝わってきたのは監督の劣等感だけでした。自分の言いたいことを、どうやったら聞いてもらえるのか、どう作品にしたらいいのかわからない。そのもどかしさが作品の雰囲気を支配しています。


監督にはもう一作、今度はオリジナルの脚本監督を期待したいのです。雲の上の、父や、高畑監督等の驚くべき才能ではけして描けない、僕たちの寓話を。自分の三流を自覚したとき。劣等感を飲み込んだとき。彼にしか開き得ない扉を見せてくれることを信じています。


P.S.
ところで。
校正前の原稿に
「テルーの唄」は良い。他の音楽が格段に落ちるのは、この主題歌に音楽担当が才能を注ぎきってしまったからかしら。作詞のほうはイマイチだけど、


と書こうとして、主題歌の作曲は本編音楽の担当とは違う人ということ、そしてダメ出しをした歌詞が擁護しようとした監督によるとわかり、落ち込む。
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