サイコロ追跡中。

サイコロの転がる、その先へ。

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2009年

02月20日

(金曜日)

あなたの幸せは、私の幸せ。

今日はこのブログではじめて少し学問的なことに触れちゃおうかなと思いまして。

お仕事の関係でWeb上の文献をさまよっていたところ、あるブログの誘導で面白いものを見つけました。
NEJMと、BMJという、結構、いや、かなり有名な雑誌です。
まずは、無料でFull textが読めるので、リンクを張っておきます。

The Spread of Obesity in a Large Social Network over 32 Years.
http://content.nejm.org/cgi/content/full/357/4/370

The Collective Dynamics of Smoking in a Large Social Network.
http://content.nejm.org/cgi/content/abstract/358/21/224

Dynamic spread of happiness in a large social network: longitudinal analysis over 20 years in the Framingham Heart Study.
http://www.bmj.com/cgi/content/full/337/dec04_2/a2338?view=long&pmid=19056788

いずれも英文です。ご容赦のほどを。

論文を読みなれていない方、Abstructの項に大意はまとめてありますので、そこのResultの部分を読めば、ほとんどの事は解ります。

この三つの論文は、ほとんど同じ執筆者によって書かれています。というのも、いずれもフラミンガム心臓研究という研究からきてるからでありまして、これは、フラミンガムという地域の人一万人以上を30年以上しつこく追跡調査して、様々な統計を取りましょうという計画です。

で、この三つの論文を非常に乱暴に一言づつで要約します。

1.肥満は伝染する
2.禁煙は伝染する
3.幸せ(な気分)は伝染する

しかも、友達の友達の友達まで。

面白いと思いません?
特に三つ目。
しかも、地理的な距離が近いほど効果があるとか。

要約の一部を統計量なしで直訳すると、
「幸せの広がりは3段階(例えば、友達の友達の友達)にまで広がっていた」
「多くの幸せな人に囲まれた人は、将来幸せになる可能性が高い」
「一マイル以内に友人が住んでいて、その友人が幸せな場合、その人が幸せになる確率は25%増加する」

ちなみに、ここでいう「幸せ」というのは、抑うつの反対と考えていただければよいかと。(躁病って意味じゃないですよ)人生が充実していると感じるか、とか、将来に希望があると感じるかという意味です。

つまり、あなたが幸せであることは、それだけで、だれかが幸せであることに寄与しているのです。
なんか、幸せになってきませんか?

ちなみに
(単なる)「仕事仲間ではこの効果は見られない」
だそうですよ(笑)
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2009年

02月06日

(金曜日)

理由もなく思いこむ

 なんだか最近、理由もなく思いこんでいたことが次々と否定されて、ひとり恥ずかしい気分に浸ることが多いTzです。

 「ダンデライオン」。タンポポのことですが、「ライオンの歯」って意味です。これ、花じゃなくて、葉っぱのことなんですね。あのギザギザした。「12月生まれの少年」という漫画ではじめて知りました。

 あと、「テンション」。Yoshさんのブログで、(そういえば一日で二件もYoshさんのブログに言及。ファンサイトじゃないんだからw)お笑い芸人が「緊張」の意味で使っていたと知りました。

 いえね、環境的にテンションという言葉が一番多く登場するのは、成人の既往歴でして。Hypertension、つまり、「高血圧」という意味で使うんです。(だからって、tension=血圧じゃないんですよ? 血圧は、blood pressureです。)なんで、「血圧高い」→「気分が高揚している」という流れだとばっかり思ってました。

 
 でもそうしてみると、身の回りのことって特に理由なく信じていることだらけ、ってーか9割方そういう風にしてできているんですね。

2009年

02月06日

(金曜日)

懺悔。

えー、以前友人のブログで、こんな記事がありまして。


そんときは、バッカでー! と笑っていたのですが、(いや、普通の人なら「そんなこと気に病んでどうすんの」と思うのですが、この人、歩くEvidenceってーほど科学的思考する人なんで)まさか、自分もやってしまうとは。


詳しくは書けないのですが、落ち込みやすい人の落ち込みが回復傾向だった時のことです。
「●○◎が××するっていう夢を最近よく見るんですけど、どうなんでしょう」

えー、私も夢判断、まっっっったく信じてません。ユング先生には大変申し訳ないんですが。
いや、何かあるのかもしれませんよ? でも、とにかく信じるに足る理由がないんです。

で、間髪入れずこう返しました。
「ああ、それはあなたの回復傾向を無意識が先に感じ取っているんだね」

すいません。Yoshさんの例とでは責任が違うんで、結構罪深いのですが。

でもね、いいんです。この場合、目的ののアウトカムは患者さんの行動だからです。
別に、精神分析だろうが認知療法だろうが、行動療法だろうが、このアウトカムが得られるなら何でもします。

正直な話、何か単一の手段で人の行動を変えようと思っていません。いろいろ組み合わせてるんですよ。現場も。

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