サイコロ追跡中。

サイコロの転がる、その先へ。

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2007年

08月05日

(日曜日)

RPGのテクニック:インプロから学ぶ その6

 はい。誰にもリクエストされていませんが、シリーズ復活です。シーンを壊すテクニックの続き。being originalの登場です。日本語では、「独創的になる」ということですね。え? あ、いや、これでいいんですよ。「独創的になる」のはシーンを壊すテクニックです。
 僕のような凡人に特に言えることですが、自ら意識して独創的な演技演出を行うとちっとも独創的でなくなるのです。独創的であればあるほど、かえってステレオタイプに嵌ってしまうものです。
 たとえば。外に出てみましょう。そこにHip Hop調のやりすぎファッションのお兄さんがいませんか? これがbeing originalです。個性的なファッションをしようとしていますが、実際には休日の繁華街では見慣れた人たちです。
 中二病も、一種のbeing originalと言えるでしょう。洋楽を聞いたり、一人世界情勢について思い悩んでみたり。その時は「他の人間とは違う」と思っているのですが、実はステレオタイプそのものです。

 では、独創的であるにはどうしたらいいのでしょう? 僕がオススメするのは、自分で最も「お約束」だと思う演出をすること、自分で最も「ステレオタイプ」だと思う演技をすることです。
 元々人間には隠しきれない個性があります。朝、高校の校門の前で登校する生徒達を眺めてみましょう。変質者と間違われます。いや、そうではなく。
 画一的な格好をした生徒達が、「おはよう」と挨拶するだけで、そこに「彼以外の何者でもないなにか」が現れるのが判るでしょう。これが「独創」ということなのです。同じように、皆が「お約束」「ステレオタイプ」だと思っているものには、それぞれ違いがあります。あなたが「なんでもない」と思っていることの中にこそ、他の人にとっては考えもつかないような独創が隠されているのです。

 あなたの独創性は、わざわざ意識して見せなくてもちゃんとそこにあるのです。
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2007年

07月30日

(月曜日)

告知!

 僕が「告知」と書くと、実生活で僕を知っている方々は大変深刻なテーマかと思う人も居るのですが、今回はサークルのコンベンションの告知です。

 9月23日にコンベンションをやることになりました。僕はもちろん、夏休みをとって本格参戦します。詳しくは、広島TGCのホームページをご覧下さい。

 で。ここからは独り言なのですが、9/23は連休の中日です。すなわち、様々な所から参加が可能なわけです。

 つまり、佐賀にいようが千葉にいようが(あ、今は違うんだっけ?)大阪にいようが、参加しようと思えばいくらでも参加できるはずだということです。

 全然関係ありませんが、大学の先輩後輩の関係は社会に出てからでも絶対ですよね。

 Tzでした。

2007年

02月18日

(日曜日)

近親憎悪。

 まぁその。ちょこっとでも論考ぽいことを書いたことのある方などはお分かりでしょうが、プレイング論を書くときに抽象的な書き方になってしまうのは、自分の隣に座る人への文句になりかねないからで、「論考ってよりは愚痴だよなぁこれ」と思うことも間々あります。

 で、今日はほんとに愚痴なんぞを。

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2007年

02月15日

(木曜日)

RPGのテクニック:インプロから学ぶ その5

お久しぶりのTzです。
長い放置プレイ中、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。
別に忙しかったわけでも、ネタがなかったわけでもないのですが。
最近皆さんのテキストを読むだけでお腹いっぱいで、
テキストを書く欲望が浮かんでこなかっただけです。
イヤー皆さん文才がありますね。
自分が知的作業において、生産者ではなく消費者なんだと自覚させられます。

でもまぁ、さすがになんか書かんとなぁ。

と、いうわけで、予告までしておいて書かなかった論考の続きをば。

・Negativity
 Negativityとは、消極的なアクセプト、消極的なオファーのことを言います。ここのKey Wordによれば、困難を与えるようなオファー(「モンスターに出会った」)が来たときに、それを避けるようなオファー(「そのモンスターは蟻ぐらいの大きさだった」)を返す事などを指して言うようです。(カッコ内は上記のページの例です。)物語の腰を折る行為といえるでしょう。

・RPGにおけるNegativityの応用
 はい。演技演出重視型RPG入門者で、最もよく見かける誤りの登場です。当たり前です。10フィート棒と相反する考え方ですから。

 例を挙げましょう。
設定:不治の病の息子の延命の薬を手に入れるため、PCの親友である敵ボスは悪の結社からの殺人依頼を受け続けている。

PL「GM、この延命の薬を僕たちで作れれば、問題は解決するよね?僕は天才科学者とのコネがあるから頼んでみるよ。」

 これは他のタイプのRPGならば、良策です。困難を回避するために、あらゆる可能性を探るのはとても良いことです。
 しかし、こと演技演出重視型RPGにおいては愚劣な質問です。可能なわけがないでしょう?この物語において真に乗り越えるべきは葛藤であり、子供の病気ではありません。
 自分の子供のためならば、無辜の人を殺しても良いのか?親友である敵ボスと、君のキャラクターは戦えるのか?そういった葛藤を回避したら、シナリオの根幹がポッキリと折れてしまいます。
 こんなシーンを繰り広げる暇があったら、親友との友情の回想シーンを要求する方が100倍マシです。もしGMに質問することがあるとすれば一つだけ。
PL「何か条件がそろったら親友は味方になるの?」
ちなみにGM側もこういう質問にははっきりと宣言するべきです。
GM「いや、ムリ。」

 困難は「立ち向かう」からこそ意味があります。ダンジョンに入らずに問題が解決しないか悩むのは時間の無駄です。

2007年

01月06日

(土曜日)

RPGのテクニック:インプロから学ぶ その4

おめでとうございます。
シーン演出の技術を語りたくて始めたこのシリーズ、終わんねぇ。
8/31になっても宿題が終わってない小学生の気分です。

そういうわけで、次のキーワードを。
今回は「シーンを壊す」テクニックについてのお話です。
なんかインプロのすごい人が、シーンを壊すテクニック、即ちあまり良くない行動を17に分類しているそうです。多すぎます。
なので、前にあげた用語集に書かれている分のさらに一部だけを挙げましょう。

・Blocking
BlockingブロッキンングはYes,andの対極といえるでしょう。オファーを否定すること、アイディアを殺すことを言います。何も考えずこれをすると、格段につまらなくなります。
「博士!タイムマシーンが完成しました!」
「博士?僕はタダの大学院生ですよ。」
がこれに当たるでしょう。
・RPGにおけるBlockingの応用
RPGでも忌避されるべきテクニックです。基本的にオファーを受け入れる方向で演出するのが無難です。
が。
RPGにおいては、「舞台裏に入」り、「演出しなおす」ことで自分が演出しきる自信がないアイディアをブロッキングするのは一つの技術だと思います。
一部のRPGを除いて、RPGではいつでも(シーンの途中でも)自分のロールを解除し、キャラクターからプレイヤーに戻って相談することが出来ます。即興演劇ではこうは行きません。

NPC「そこで、キミにこの人物の暗殺を依頼したい。冷静沈着な君は、我々の中でも評価が高いのでね。」
PL「うーん、GM,今回僕は売り出し中のヤル気満々の殺し屋がやりたいんですが・・・つか、冷静なプレイ苦手で。ダメ?」
GM「OK,依頼を受けてくれるなら全くかまわないよ。じゃあさっきのセリフは・・・」
NPC「キミにこの人物の暗殺を依頼したい。君にとってもこの世界で名を上げるチャンスだと思うがね。」
PC「オーケイ、ミスタ。俺と俺のガン達に任しときな。明日にはコイツは蜂の巣よりも穴だらけになってるよ。」

ここで大事なのは、ブロッキングするときは必ず一旦役割を解除しないと、インプロと同じような効果があるということです。

NPC「そこで、キミにこの人物の暗殺を依頼したい。冷静沈着な君は、我々の中でも評価が高いのでね。」
PC「オーケイ、ミスタ。俺と俺のガン達に任しときな。明日にはコイツは蜂の巣よりも穴だらけになってるよ。」

なんかおかしいですよね?

誤解しないで欲しいのは、インプロにおいてもこれらのテクニックは絶対ダメと言ってるんじゃないという事です。何も考えずにこのような行動をとることは、危険だといっているわけです。

さて、次回はやはりシーンを壊すテクニックNegativityを取り上げましょう。RPGでも良く見かける失敗例ですよ。

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