サイコロ追跡中。

サイコロの転がる、その先へ。

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2009年

06月28日

(日曜日)

「告白」を読んでみる

本日は名古屋出張です。大変に暇なので、行きの新幹線で今年の本屋大賞、「告白」を読みました。

(以下できるだけネタばれしないように気をつけますが、新鮮さを必要とする方は避けてください)













いや、面白いですね。この本。確かに本屋大賞の価値あり。
愛娘を殺された教師が、犯人の少年を裁くところかr始まる物語です。

全体としては、犯罪に酔い、他人をあざ笑う主人公たちの一人称の告白で構成されます。大きな特徴としては、犯罪の愉悦と哄笑が響き合う中、作者は一分の救いも物語に与えないという点です。最後まで次々と犯罪者が生まれる構造をとめません。どんどんと状況が進むにも関わらず、登場人物は一人たりとも成長することがありません。最後の告白者もまた、犯罪と自分に酔い、他人をあざ笑うセリフで物語をしめます。

この徹底したサディズムがぼくの嗜虐性をぴりぴりと刺激します。素晴らしきエンターテイメント。少し心配なのは、あまりに見事なエンターテイメントなので、この犯罪者たちのだれかに(特に最後に勝利する犯罪者の陶酔に)本気で同意してしまう人がいないかということです。まぁ見事なフィクションが現れるたびに思うことですが。

「告白」確かにお勧めです。
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2009年

05月28日

(木曜日)

今朝一番面白かった発言

「私、エコバッグたくさん持ってるんですよ」

2009年

03月06日

(金曜日)

ディスサイミアに思う。

 最近はメンヘラなどという言葉もでき、精神科的なディスチミアとかディスサイミア親和型うつ病という概念もよく知られるようになってきました。

 他のサイトで見たほうがいいのですが、簡単に言うと・・・

 今まで「典型的なうつ病」って言われていた人たちってどういう人たちかと言いますと、メランコリー親和型と言われるタイプで、病気の前は、責任感があって、生真面目で、頑張り屋さんというのが特徴だったわけです。
 で病気になると、始めはうつ病であることを否定。認めても罪業感があって、自罰的で、でも疲労しきっているから趣味もなーんにも出来ない自分に疲労感というよりはむしろ焦ってしまう。

 ところが、最近多くなってきたタイプがディスサイミア親和型うつ病と言われるタイプで、病気の前は自分が好きで、オレはその気になればできるんだって感じ。病気になると、ホイホイとうつ病の診断を受けにやってきて、あまつさえ休職させてくれなんて言い出す。社会規律になんか反感を持っていて、役割がストレスに感じる。でも、仕事以外では意外に元気だったり。自分の責任じゃなくて病気が悪いんだとアピってみたり。環境や他人のせいにしてみたり。

 さて。あなた。「ディスサイミア親和型ってヤナ奴だな、こういうのは病気って言わずに、甘え病っていうんだよ。めげずに頑張ってる俺、馬鹿みたいじゃん」って思いませんでした? ネット上でも、かなり小馬鹿にした発言が多いです。


 言っておきますが、ディスサイミア親和型うつ病も、死ぬほど苦しいんですよ?


 周囲の理解が得られやすいメランコリー親和型のほうが、お得なんじゃないかと思うぐらい。確かになんか否定的感情は生まれてきます。勝手なやつだなぁって。でも、それを非難するいわれはないのです。実際、仕事はできなくなるし、人生的に最悪だし、死んじゃう人もいます。お聞きしますが、勝手な人間は不幸な人生が待っていて当然なのですか? 頑張る人が不幸に見舞われるほうが、もっとかわいそうなのですか? その感じ方にこそ僕は大変利己的なものを感じます。

 いじめられる人ってね、いじめる側には当然だと思う理由があるものなんです。あなた、いい歳して、いじめっ子になりたいのですか?

2009年

02月20日

(金曜日)

あなたの幸せは、私の幸せ。

今日はこのブログではじめて少し学問的なことに触れちゃおうかなと思いまして。

お仕事の関係でWeb上の文献をさまよっていたところ、あるブログの誘導で面白いものを見つけました。
NEJMと、BMJという、結構、いや、かなり有名な雑誌です。
まずは、無料でFull textが読めるので、リンクを張っておきます。

The Spread of Obesity in a Large Social Network over 32 Years.
http://content.nejm.org/cgi/content/full/357/4/370

The Collective Dynamics of Smoking in a Large Social Network.
http://content.nejm.org/cgi/content/abstract/358/21/224

Dynamic spread of happiness in a large social network: longitudinal analysis over 20 years in the Framingham Heart Study.
http://www.bmj.com/cgi/content/full/337/dec04_2/a2338?view=long&pmid=19056788

いずれも英文です。ご容赦のほどを。

論文を読みなれていない方、Abstructの項に大意はまとめてありますので、そこのResultの部分を読めば、ほとんどの事は解ります。

この三つの論文は、ほとんど同じ執筆者によって書かれています。というのも、いずれもフラミンガム心臓研究という研究からきてるからでありまして、これは、フラミンガムという地域の人一万人以上を30年以上しつこく追跡調査して、様々な統計を取りましょうという計画です。

で、この三つの論文を非常に乱暴に一言づつで要約します。

1.肥満は伝染する
2.禁煙は伝染する
3.幸せ(な気分)は伝染する

しかも、友達の友達の友達まで。

面白いと思いません?
特に三つ目。
しかも、地理的な距離が近いほど効果があるとか。

要約の一部を統計量なしで直訳すると、
「幸せの広がりは3段階(例えば、友達の友達の友達)にまで広がっていた」
「多くの幸せな人に囲まれた人は、将来幸せになる可能性が高い」
「一マイル以内に友人が住んでいて、その友人が幸せな場合、その人が幸せになる確率は25%増加する」

ちなみに、ここでいう「幸せ」というのは、抑うつの反対と考えていただければよいかと。(躁病って意味じゃないですよ)人生が充実していると感じるか、とか、将来に希望があると感じるかという意味です。

つまり、あなたが幸せであることは、それだけで、だれかが幸せであることに寄与しているのです。
なんか、幸せになってきませんか?

ちなみに
(単なる)「仕事仲間ではこの効果は見られない」
だそうですよ(笑)

2009年

02月06日

(金曜日)

理由もなく思いこむ

 なんだか最近、理由もなく思いこんでいたことが次々と否定されて、ひとり恥ずかしい気分に浸ることが多いTzです。

 「ダンデライオン」。タンポポのことですが、「ライオンの歯」って意味です。これ、花じゃなくて、葉っぱのことなんですね。あのギザギザした。「12月生まれの少年」という漫画ではじめて知りました。

 あと、「テンション」。Yoshさんのブログで、(そういえば一日で二件もYoshさんのブログに言及。ファンサイトじゃないんだからw)お笑い芸人が「緊張」の意味で使っていたと知りました。

 いえね、環境的にテンションという言葉が一番多く登場するのは、成人の既往歴でして。Hypertension、つまり、「高血圧」という意味で使うんです。(だからって、tension=血圧じゃないんですよ? 血圧は、blood pressureです。)なんで、「血圧高い」→「気分が高揚している」という流れだとばっかり思ってました。

 
 でもそうしてみると、身の回りのことって特に理由なく信じていることだらけ、ってーか9割方そういう風にしてできているんですね。

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